私は新卒で森本病院に入職し、最初は外科病棟に勤務になりました。外科病棟では4年間勤め、基本的な看護技術や処置を多く学びました。当時、未熟な私は患者様の回復力に圧倒されながら日々過ごしていたことを今でも覚えています。その後は消化器内科病棟に異動し、看護師の役割の大切さを学びました。 

毎日の看護を行いながら患者様と対話する時間を多くもつことできます。対話により患者様の病気や治療に対する思いや病院に望む事などを知ることができます。対話により苦痛や不安を取り除き、患者様の人生のイベントである「入院生活」を少しでも快適な状態へと近づけられるようにできるのは看護師の役割だと思っています。私は少しの時間でも患者様の思いを傾聴できるように心がけています。 

そして患者様から「ありがとう」と感謝の言葉をもらったり、退院の時の笑顔をみたりすることができると看護師という仕事を選んで良かったと感じます。 

 

消化器内科病棟では毎日チームカンファレンスを行い、一人の患者様のことを看護師みんなで考えています。看護師は担当患者様のことを一人で悩むことはなく、先輩看護師に聞く場を設けています。また病棟担当の薬剤師、栄養士、医療相談員がいるのですぐに相談することができ、主治医をはじめ医療チームが一丸となって患者様へ医療サービスができる環境の整った病院です。